中国語データ

外国語教室における中国語クラス開設の推移

日本で営業する外国語教室における中国語の取り扱い数の推移を調べました。

  外国語教室の各国言語の取り扱い率の推移と今後の予測値です(平成14,17年度のデータは経済産業省の発表による、平成20、23年度のデータは前回増減からの推測値)。
  中国語・韓国語と言ったアジアの言語が増加し、それ以外が減少傾向にあります。韓流ブームによる韓国語学習熱の高まり、日本と中国の経済的・文化的なつな がが強くなり、英語以外にフランス語やスペイン語の講座を開設していた外国語教室が変わりに中国語や韓国語の講座に切り替えた、新たに中国語、韓国語専門 の外国語学校が開設されていることが原因と考えられます。
  特に中国は経済的交流と日本を訪れる中国人旅行者やビジネスマンが急増しており、中国語教室・中国語講座の受講生・クラス数共に右グラフの推測地位上に増加するものと思われます。
  現に大手デパートの館内放送は日本語→英語→中国語の3カ国語(韓国語もある場合もあり)で流れているシーンが多いですよね。それだけ日常に中国語が浸透しているのです。


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中国・香港・台湾からの訪日者数の増加

国名・地域名 訪日者数 割合
中国・香港・台湾 2.760.700 33.1%
韓国 2.600.800 31.2%
アメリカ 815.900 9.8%
オーストラリア 222.500 2.7%
イギリス 221.900 2.7%
タイ 167.500 2.0%
カナダ 166.000 2.0%
シンガポール 151.800 1.8%
フランス 137.700 1.6%
ドイツ 125.300 1.5%
日本を訪れる外国人数は毎年増え続けており、その中の約3分の1を中国・香港・台湾からの中国語圏の方々が占めています。近年、北京市や上海市など大都市 のの市民が比較的自由に日本への観光ビザを所得することが可能になりつつあり、今後中国大陸からの訪日者数が急激に増加することが予想されます。

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